飛び交う様々な外国語【共通言語は英語】

アメリカ(ニューヨーク)の職場では、様々な言語が飛び交っていました。ロシア語、中国語、ヘブライ語、英語、ミャンマー語、スペイン語、等等。共通言語は英語でしたが、皆が素晴らしい英語を話していたかというと、全くそうではありませんでした。

私が就職したのは渡米して5年の時。自分自身の英語には、日常生活で困る事は全くありませんでしたが、難しい専門用語や法律関係のニュース等、普段使わない英語(単語やいいまわし)にはまだまだ力及びませんでしたので、入社する時には正直、緊張していたのですが、職場に一歩足を踏み入れてほっとしました。

明らかに文法がおかしい英語を話している人も少なくありませんでした。というよりも、英語を母国語とするネイティヴは2,3割程度しかおらず、(彼らもアングロサクソン系アメリカ人、というのは1人だけで他は移民2世、3世でした)完璧でない英語に対しても寛容な雰囲気だったのです。

ビジネス英語がきれいに上達するという点ではマイナスであったかもしれませんが、働きやすい理由はここにも大きくありました。

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